「ん~……」
「どうした」
「クロコダイルは規格外です」
「クハハハハッ!! それはほめ言葉か?」
「……もう、いいです」
数日は動けそうになかった。
:
:
そんな体だろうとお見送りはする。お客を取るようになってから一度も欠かしたことはなかった。寝てろと言われようが、なにがなんでも。
「った~~」
「ベッドで寝てろ」
「……お見送りぐらいはできるよ」
そう言った側からあ~痛いと言ったら、頭をグリグリと撫でられる。その長身は私の体の前で屈められて、耳元でボソリと彼は言う。
「次は優しくしてやる」
「ッ!!」
ニコリと満足そうに笑った彼は迎えに来ていたおつきの者の待つ船へと帰っていった。
「次があるんですね……」
150423 End.

※コメントは最大500文字、5回まで送信できます