純情可憐パラノイア
長生きして良かったこと。それは大抵のことは受け流されるようになったこと。場数を踏んで生きてきたことだ。隊長達からすればひよっこではあるけれど若いときに比べたら随分いろんな修羅場を乗り越えてきた。「……落ち着いたん?」「……はい。気分は最悪で…
ぐらり
ただ欲望に忠実なだけ
「失礼致します」お忙しい合間を縫い、浮竹隊長が直々に会ってくれることとなった。大変恐れ多く頭が上がらない。「どうした、? 頭を上げないか」「そんな……恐れ多いです……」いいから、と急かされて頭を上げる。「5日間の休暇はしっかり休めたかい?」…
ぐらり
泡となってとけてゆく
座敷の使用人に任せてを綺麗にした後、同じ布団に入って眠る。が起きると共にまた行為は始まって、……あぁまた夜が終わっていく。がそこにいるだけで我慢が効かない。今はここに隔離できているがいつまでもというわけにもいかない。を手に入れたあの日、宴の…
ぐらり
シネマメランコリー
解放を見た彼女は一瞬だけ動きを止めた。そしてその次の瞬間には、私のことを「京楽隊長」と呼んだ。催眠は成功で(まぁ今までうまくいかなかった試しはないが)、喉から手が出るほど欲していた子が易々と手元に転がり込んできた。警戒心の欠片もなく隣に並ん…
ぐらり
トゥインクルスター
たとえ建前の一つであるとしても、今回は一応は私の無事を祝う席ということで集まってもらっているので、ひとりひとり相手をしなければならない。見慣れない服装で髪を下ろしているので、皆の視線は刺さるように注がれるし、もうとにかく居心地が悪い。だから…
ぐらり
sacred seacret
散々泣いた後、頭が少しだけすっきりした。失った物が思っていたよりも遥に大きかったらしく、ぽっかりと開いた穴が直るにはまだ少し時間がかかりそうだけど今は立ち止まっては居られない。意気消沈の中、何とか動き出すことができた私は十三番隊隊舎の前に帰…
ぐらり
音速ヘブン
結局解放されたのはお昼ご飯のときだった。お腹が空いたと言えば、ちょうど欲も落ち着いた頃合いだったようですっかりくたくたになった私とお肌つるつるでしっかりと解消できたらしい浮竹隊長はそれぞれ身支度を整えて、用意されたお部屋に移動する。ここは普…
ぐらり
鼓動を重ねる
「あぁ、そうか。それならよかった。休暇中なら隊への連絡は入れなくても大丈夫だな」浮竹隊長の声が聞こえる「ありがとう。着替えはそこに置いてくれるかい。あとは俺の方でやっておく」「承知いたしました」弱々しい声の後に襖が静かに閉まる音。肌に当たる…
ぐらり