こんこん秋色こんにちは

「俺たちは海賊だ」
「そうだね」
「海賊に普通の結婚はねぇ」
「うん。分かってるよ」
「これまでとあんまり変わらねぇと……思う」

「そんなことないよ?」
「…………」

「私ね、ローが好き。今までローに嫌われているって思ってたから言えないことがたくさんあったけど、これからはちゃんと伝えられる。それだけで全然違うでしょ?」
「……そうだな」

「ローは私のこと、好き?」
「……当たり前だろう。ずっとそうだった。今もそうだ」

「…………ずっと?」

一目惚れだった。なまえがペンギンとシャチと楽しそうに笑い合っているところを見て、その笑顔に夢中になった。そんなこと、絶対言わないが。

「ずっとはずっとだ」
「えー、どこら辺から~?」

「もう、いいだろ。それより、今は病人なんだから、寝てろ」
「ふぁ~~い」

そう言いながらも、ようやく手に入れた温もりが恋しくて、抱きしめている腕を緩める気になれなかった。

「ロー?」

「なまえ、これから俺はお前のために生きる」
「…………え?」

「お前が大切だと言う、俺たちのこの船を守るために、俺はここで船長を担う」
「……うん。分かった。……じゃあ私も、ローのために生きるよ」

「…………なんか恐いぐらいに、あれだな」
「ん? 何?」

「俺、今すげぇ……幸せだ」
「ふふ、私もすごく幸せだよ、ロー」

もう少しで秋島に着くらしい。そしたらそこで初めてのデートをしよう。そこで一緒に散歩をしよう。みんなと町を歩こう。そう約束した。

今日は幸せを手に入れた記念日だ。

 
 
 
 
171126 End.

Afterword

二十万打hit企画「愛の言葉を語ろう」のリクエストで書かせて頂きました。当サイトでは何かと不憫なローくんを幸せにして欲しいという願いを頂いて想いを込めて書きました。

リクエストは、甘、船員、同年代。ドフィとの戦いが終わたことでローの生きる意味がなくなったんじゃないか、と不安になるヒロインにめっちゃ甘いセリフを囁くでした。これからはお前の為に生きるなんてローに言われたら嬉しくて死にます。あのローが言うからまたいいんですよね! 

センチメンタルなローになっちゃったけどよかったのかなぁ……と思いつつも、これで完成とさせて頂きます。ローが愛おしくてたまりません……!! 抱き締められたいそして頭撫でてあげたい(←)

ご参加ありがとうございました(*^^)v

 
 

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