最終的に、おじいちゃんは、私とシャンクス先生の交際を認めてくれた。
先生が退室した後に、「どうしてそんなに先生のことが嫌いなの?」と聞いたら、「それは違う。シャンクスが嫌いなのではない。ただ単純に、なまえに悪い虫が付くのが嫌なだけだ」と父さんに横から言われた。
おじいちゃんは何も言い返さなかったので、どうやらその通りらしい。
何はともあれ、無事に認めて貰うことができた。
親の承諾を得られることができるかどうかで今後のなりふりも変わってくると友人から聞かされたことがあるくらいだ。とても良いことだと思う。
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ピロン――
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シャンクス
帰りは俺が送ります
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先生からのRINE。
画面を見るだけで胸が高鳴る。自覚した途端にこれだ……。
私、この先大丈夫かな。
お仕事が忙しいと聞きました。サボが帰るときに一緒に帰りますよ
シャンクス
それが……サボもドラゴンさんも暫くは帰らないと思うので
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先生のその言葉を受けて顔を上げる。
「サボ、帰りは……?」
「ん? あぁ、俺たちはこのまま爺がいるうちに、今後の話を詰める」
「え”……私は?」
「あ~! 悪い!」
完全に忘れられていたらしい、ちょっと悲しい。
「シャンクスの方の仕事はこっちの話がまとまらないと進まないじゃろう。あいつを帰らせる」
意外にもおじいちゃんが送迎を勧めてきた。
「あぁ、そうだな。……サボ、なまえをシャンクスの部屋に」
「……あぁ、送ってくる」
RINEの返事を返す暇もなく、サボは私の右腕を掴んで引っ張った。
「行くぞ!」
なんでそんなに仏頂面になっているのか、意味が分からない。

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