Prologue 5/6

私がお相手と会うまでの間。いくつかのステップがある。それは楽しんでもらうためらしい。そんなまどろっこしいものスキップしてもいいですかと言えば、しばかれた。まず絶対条件として、夕方以降であること。それは遊廓の営業時間がそうだから。店が開いてなければ話にならない。

ステップ1
赤旗を確認したら伝令や常連なら電伝虫でまず予約を取ること。ちなみにこの時点で私に話がまわってきており、つっまねるかどうかは私が決められる。

ステップ2
小舟で本人のみ来てもらう。仲間は別で遊ぶとしても分けてくること。なぜかって? 2人来られでもしたら大変だから。話をつけてから来てくれないと中で揉められても困るし。

ステップ3
番頭でメニューを選択。ここが売りらしい。メニューと言えば聞こえはいいが、用はシチュエーション。プレイを選択するのだ。結構幅広くて、海軍、海賊、一般人、誰もが満足できるように取りそろえている。追加も随時。気がついたら増えている。それに合わせて部屋も衣装もチェンジ。私は目を瞑っていれば全部やってもらえるけど、実際やってる側の人は大変だと思う。まぁそれに見合うだけのお金はもらっているんだとは思うけど。

そこでようやくご対面となるわけです。

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