弟子と娘と私とあなた

なになに?私に惚れたって?

「さんってどうやって鷹の目と今みたいになったんだ?」それは本当に不思議に思っていたとペローナちゃんも声を上げる。「え、そんなに変かな?」「変じゃないけど、どうやってこうなったのかすごく気になる」こうなったって……なんかなっちゃいけなかった的…

最先端をゆくファッション

「……これは、何?」稼ぎに出かけていたミホークが戻ってきた。その手には謎の複数の箱。「買った」「いや、それは見たら分かるよ」丁寧にラッピングされた箱を見ればそれがプレゼントであることはさすがに分かる。問題は一体何のプレゼントかということだ。…

私に触ると火傷するよ

まだ私がこの島に来る前のこと。ミホークと私は海軍本部で偶然に出会った。その時はまだ固定の客を持っていなかったので、本部に出張サービスに来て、体の疲れを取る手伝いをしていた。コンコンとすでに開いていた扉を軽く叩く。こちらにスッと向いたその目に…

一抜け、二抜け、三抜け

夕食が終わり、後片づけを済ませる。その後の数時間はダイニングに置かれているソファに座り、のんびり本を読む。隣にはいつもミホークがいた。でも最近は青年の修行に付き合っているせいか、この時間を一緒に過ごすことが少なくなっていた。数時間すると、修…

愛すべきバカたち

ギィィィィバタンッ扉が開いた音がどこか遠くで聞こえて目が覚めた。カラカラになった喉が渇いた声を出す。こんなに湿気ている島でこんな声になるとは……もぞもぞと体を動かしてベッドから出ようと体を起こす。ピタリ、腕に手が伸びてきて起こした傍から体が…

あなたはなんて予測不能な人なの

そのまま強く引き寄せられて、わっという声と共にギュッと腕の中へ誘導される。すっぽりと体全体を包み込められた。少しひんやりとしていた部屋の空気は私の体を冷やしてしまっていたようだ、今は彼の体温がとても心地よくて、うっとりとしてしまう。「どうし…

テスト用紙でなにをやっている

「突然ですがテストをします!」「はぁ? テストぉ?」なんていいリアクション。ダイニングテーブルで昼食を終えた後、みんなが解散する前に呼び止めた。青年は一体どうなってそういうことになったんだと額に皺を寄せている。その隣のペローナちゃんはなんだ…

世にも不思議な質問されましたって顔

その翌日のこと。「はい、ストップ」「……なんだよ」廊下を歩いていた青年の前に立ちはだかる。「これ、どうしてくれるのよ」そう言って、自分の来ているTシャツの裾をめくる。白い透けるような肌の上に赤い痕がまばらに散っていた。続けて、Tシャツの襟が…

なんて邪悪な子供なの

「なぁ、さん」「なーにー? ロロノアくん」「……なんであのゴースト娘はいいのに俺はさん付けをしねぇといけねぇんだよ」「え~? いいじゃん。私、前から義理の弟が欲しかったの」「……なんで普通の弟じゃなくて、義理の弟なんだよ」はぁと息を吐く青年…

もちろん好きだよ、プリンの次に

いつも通りの日常。朝起きて、キッチンに向かう。部屋に入ればすでに起きて新聞に目を通しているミホークの姿。「はよ~」「…………」無言なのはいつものこと。軽く視線をこちらに送るのがミホーク流の挨拶だった。「ご飯は?」「もらおう」ふぁ~い、欠伸を…