幼児教育 勉強は早くからした方がいいの?

 

 

こんにちは! ワーキングマザーとして奮闘中の秋山です。

 

子供が3歳になりました!

さてさて。生まれた時からそれはもうずっと悩んできた幼児教育について、いよいよ本格的に向き合わなければならなくなりました……

今回は、そんな母親が考えた心構えのお話です。

 

頭の良い子に育てたい! でもどうしたらいいの!?

 

様々なジレンマが内包する幼児教育……どうするべきか、真剣に考えました。
実際に取り組んで感じたことを綴っています。

教育に正解はありません。
子供の数だけあると思います。

その中の1例として、参考にしていただければ幸いです。

 

結論

貴方が思う「勉強」は何ですか?

もしも「国語」「算数」「英語」「理科」「社会」なら、「勉強は早くした方がいいの?」に対する答えはNOです。

そんなこと、幼児からできる子の方が少ないです。

 

幼児教育は「学習の基本」を学ぶものです。
もちろん、早いのに越したことはありませんが、子供によってペースはあります。

勉強は「NO」ですが、教育なら「YES」です。

 

まるで言葉遊びのようで分かりにくくてすみません。

教育は日常のそこかしこにあり、子供が楽しく遊びを通じて理解できるものです。
具体的には以下のようなことです。

・会話をたくさんする

・絵本を読み聞かせる

・英語の発音を何となく聞かせる

・おもちゃで遊ぶ

この一つ一つに教育が隠れています。

 

これが幼児教育だと私は思っています。
このツールとして、「こどもちゃれんじ」「スマイルゼミ」「公文」「市販教材」「英会話教室」など、いろいろなものがあります。

 

具体的に言いますと、

「ひらがなを覚える」という教育をするとします。
大人からすると、勉強になるかもしれませんが、あくまでこれは教育と言います。

子供は、紙に文字を書く過程や親と話す過程を楽しみながら、ついでに平仮名を身に着けることになります

「できた!」その瞬間は大人も子供もとても嬉しいものです。更には褒めてもらえて二度美味しい。
子供はそういう「できた!」と「褒めてもらえた!」いう感覚を求めているところがあります。

 

それを上手に利用する、これが 幼児教育 ではないでしょうか。

 

 

この考え方に伴って、押さえておいた方が、親も子供も楽かなと思うことを次の項目でご紹介します。

 

はじめに認識しておいた方がいいこと

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親のエゴ(=子どもを自分の思うようにしたい気持ち)を知っておく

上のところで、幼児教育についてお話ししましたが、一つ追加でお伝えしたいことがあります。

それは、「こどもちゃれんじ」「スマイルゼミ」「公文」「市販教材」「英会話教室」等に手を出すことで感じる、焦燥感にも似た「頭の良い子供にしなければならない」という感情についてです。

 

これらの教材は、幼児のうちは、あくまで教育のツールです。
もちろん、こなしていくように誘導することも必要ですし、親はうまく続けさせる努力が必要となります。続けることの大切さを教えるのも教育の一つとさえ言えます。

使えるものは、しっかりと使ったらよいのですが、
何より心配なのが、「頭の良い子供にしなければならない」ということに囚われてしまい、親子関係を破綻させてしまうことです。

 

「早くから教材を使わせることは、親のエゴと言えるところがある」と認識しておいた方がよいです。
作り込まれた教材はしっかり使うべきだと私も思います。でも、こう思っておくことで気の持ちようが変わってきます。
その方が、無理なく子供と付き合うことができます。

周囲から、早すぎない? と言われることもありましょう。
自慢に思うのは良いことです。でもそれを子供に押し付けない様に気をつけなければ、子供も自分も辛いです。

難しいと思うのですが、「今日もやりたい!」と子供が言えるように、幼児教育は「おだてまくるのがコツ」だと思います。
是非、親ばかになりましょう!笑

 

幼児教育の入り方を知っておく

まずは、遊びとして入るのが一番お手軽だと思います。

特に、幼児においては、遊びと勉強の境目は曖昧になっています。

 

子供が「楽しい」と思えれば、それは遊びになります。
それが継続できれば、将来は「勉強=楽しい」という理想の構図になります。

 

勉強を強要する意味のなさを知っておく

散々、教育と言い切って来ましたが、親からするとやはり勉強という認識が拭いきれません。そこで勉強としての目線からの一言も添えておきます。

幼児教育における勉強というものは、将来の基礎を培うものです。
会話をするために文法を理解する、計算をするために数字を理解する、といったことをやります。

それに加えて、「どうやったらいいのか、考える力」も一緒に培います。

よくある、「なぜ?」ってやつです(笑

なぜ? と繰り返し聞くことで少しずつ世の中のことを理解していきます。だから面倒くさがらずに答えてあげてください……そんなにかみ砕かなくてもよいと思います。

難しい言葉にだって触れまくったらいいんです。

 

例えば、「月はどうしてずっとついてくるの?」という質問。ありませんか?
なんて答えています?私は、勉強の「チャンス!」と思って、「月はずっとお空にあるんだよ。普段は太陽の強い光に照らされて見えないだけ。だから、太陽が沈むと見えるんだよ」と言います。

すると、「……」と黙ります(笑)

よくよく顔を見ていると、何やら考えているようです。子供の中で、言われた言葉の中で分かる言葉を拾っているのでしょう。分からない言葉で、気になったことは続けて聞いてきます。

私自身、「?」なことを聞かれたりするので、「ちょっと待ってね。調べて夜に教えてあげる」と言って、調べてあげます。
ベストは、その場で答えることなんでしょうけど……全部は無理(笑)

夜に、「あの事だけど」言うと、興味があるときは聞いてくれます。
なければ、次聞かれたときに答えてあげます。

本人が「聞きたい!」と思っているときに教えてあげるのが一番効率が良いです

気に入ると、理解していても何度も聞いてくるので、それが厄介ですけど……。

そんな時は、逆に「教えてくれる?」と言うとまた黙って考え出します。そして、今できる精一杯の言葉で話してくれます。

その時初めて、「あぁ、この子はこれくらいの理解をしていたのか」とこっちも認識できます。もちろん、言葉にしたことがすべてではないのですが、言えるということはそこは理解できている最低ラインということでしょう。

そうやって、少しずつ「あれ? なんか聞いたことがある」という言葉を増やしていってあげると、いつの間にか覚えていたりします。

今日明日のことではなく、長い目で見ないといけないところが歯がゆいですね……
大人でも1回で覚えられないのですから、何度も何度も教えてあげるとよいかと思います。親は忍耐ですね……

すみません。話がかなり逸れましたので、戻します。

 

 

将来的に、子供の選択肢を広げるために……としても、子供の「やりたい気持ち」「自分で考える気持ち」をつぶしてしまっては、「自分の頭で考えて判断する力」はつきません。

大人でもやらされたことは、正直覚えませんよね。
やらないといけない仕事を「覚えないといけない!」と自発的に思うことで覚えることができます。

子供も同じで、隣で「やれあーだ、こーだ」と言われたところで、分からないのです。

 

 

私の子は、3歳の時点で、「文字をなぞる」ことができない時がありました。
出来るときもあるのに、なぜか全くできない時もありまして、その時は、全然違うところへ落書きしたり、はみ出したり。

私の言った「文字をなぞる」という言葉を理解できていないのか? と不安に思いながら、何度も根気よく理由を聞きました。
分からなくて出てきていないのか、分かっていてやっていないのか、そこを判断したかったからです。

 

結論は、「だって、やりたくないもん」だそうです(笑)

「やりたくないなら、そう言っていいんだよ」と言うと、「じゃあもうやめる」となりました。

なんか、「やりたくない」とか「別のことしたい」って言ってはいけないって思う年頃なんでしょうか?
少し前は、「やらない」と言えていたんですが……

 

兎に角、「やりたくない」ということを言える環境づくりも必要なんだなと思った瞬間でした。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

今回のお話は、あくまで一例として、参考になればというものです。

絶対ではないですし、当てはまらないお子さんもいると思います。

参考のひとつとしてお読みいただけますと幸いです。

 

最後になりますが、

3歳くらいになると、それなりに会話ができる子もいると思います。

親子で会話をして、コミュニケーションを取ることはとても大切です。
それに加えて、子供の顔もよく見てあげてください。

言いたいことが言えていないと、分かりやすく顔に現れます。

「時間がかかってもいいから、話してみて」と時間を取るようにすると、自分から話せるようになってきます。よりコミュニケーションが取りやすくなり、親も子もハッピーです。

 

 

何歳から机に向かうようになったか、教材は何が良かったか、などについては、また別の記事でご紹介しようと思います。

 

世の悩めるお母さん達へ情報の一つとして提供できればと思います。

 

 

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