29:召使いの旅立ち
「大変、大変、お世話になりました! このご恩は一生忘れません!」深々と頭を下げて顔を上げる。「こちらこそ、楽しい時間をありがとうよい」にっこりと微笑む一番隊隊長と、その後ろには……。お見送りをするというご好意で甲板に並んで下さった隊長達。ど…
主と召使い
28:召使いの依頼
相手もしてもいいと声を上げてくれた隊長達の全員と主の交代が終わった。おかげで、能力の進化にまた一歩近付いた気がする。本当に有り難い話だ。今朝、食堂でサッチの手伝いをしていたときにマルコが訪ねて来て、話をした。もう少しでシャボンディ諸島に着く…
主と召使い
27:召使いの自慰
「あ……どうも」次のお相手は、白髭海賊団に来たばかりのときに一番に探し当ててくれた十六番隊隊長のイゾウだった。「俺でいいのか……?」心底不思議そうに首を傾げていらっしゃる。……にしても、その佇まいは本当に優雅で、着崩した『着物』という服が大…
主と召使い
26:召使いの背徳感
「みーつけた」:ひぇっ肩が上がるのは条件反射だ。エースは宣言通り、人気のない場所に私を連れ込んで、ちょっとした悪戯をするのを楽しんでいた。「待っ、…………さっきまでマルコと話していたからまだすぐ近くに……」「…………そういうの、好きなんだろ…
主と召使い
25:召使いのリード
今まで、主として接してくれて人はどの人も年上で、自分よりも下の人が主になることはなかった。だから……少しばかり戸惑っている。…………リード、してもいいのだろうか。いざ、今夜致す……ということになり、部屋にエースがやって来た。目が合うとあから…
主と召使い
24:召使いの決まり
意識を取り戻したは、それまでの態度が嘘のようで、この船に来たときのように利発で礼儀正しい女の子に戻っていた。いや……正直、信じられない。マルコとサッチは裸のまま顔を見合わせていた。「、体は?」すかさずシャンクスが聞く。「あ……うん。おかげさ…
主と召使い
23:召使いの要求
「っ、ん~~~~!!!!!」確かにそこにある快感の波。でも、どうしてもある一定以上の強さには到達出来ないようになっていて、その感覚はつい最近に感じたことがあるものだった。「…………また。また、なの…………?」体はもうへとへとなのに、いつまで…
主と召使い
22:召使いの止められないこと
部屋から出てきたのは、一番隊隊長のエースだった。「部屋……? あ~~サッチに用か?」「あ、はい」「悪いな。少し前に急に呼ばれていったんだ」あぁ、それなら納得だ。「分かりました。じゃあ、一旦戻ります」「もう少ししたら戻るだろうし、中に入っとく…
主と召使い
21:召使いの行動
「どうしたいか?」と聞かれてから数日。特に何もなかった。それが良いのか悪いのかも分からない状態。気持ちが沈むことも上がることもなく。この精神力の強さ……シャンクスのおかげかな。「さすが四皇だ」独り言ちる。とにかく、私は元気に過ごしている。身…
主と召使い
20:召使いの顔合わせ
目を閉じる前に感じていた疲れも一眠りしたあとにはすっかり消えてなくなっていた。「……お腹空いた」眠る前、十六番隊隊長はここに居ろと言っていたけれど、どれぐらい居ればいいのだろう。そもそもあれからどれぐらい経ったのか……今、何時?部屋を見回し…
主と召使い
19:召使いの予感
「ここにいたのか」甲板に腰を落とし、船縁に背を預けてから三十分経ったか経っていないか、それぐらいの時間で存在を気づいてもらうことができた。どうやら、一応は探してくれていたらしい。声をかけてくれた人は一番隊隊長その人の声ではなかった。誰だろう…
主と召使い
18:召使いの放置
「八字の方向に敵影いちィ!!」船の見張り台から高らかに声が上がった。おかげで副船長の意味深い発言を問いつめる間もなく、宴はお開きに。船上は一瞬にして戦闘モードへと切り替わった。血の気の多い連中がこぞって武器を手に今か今かと戦闘を待ちわびてい…
主と召使い