第40話 永久指針
崩れた城門の先、立派な大きな扉があった。その隣に出入り口用の小さな門があって、そこから入るように誘導される。城内に入って目に映ったのは天井の高い広々としたエントランスだった。「うわぁ!!」天井には大きなシャンデリアがついている。見た感じ電気…
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第39話 湿気の多い島、クライガナ島
についてミホークさんから話を聞いてから、一週間が経過した。のんびりと島から島を転々と経由して、ついに針の示す先、目的の島に到着だ。「ようやく……!」言葉に込められた意味。これでようやく永久指針の謎が解ける! という、私の叫びを耳に入れたくせ…
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第38話 剣豪の煩いし病
時々思う。ミホークさんの双眸は神様が授けて下さった恩恵なんじゃないかって。彼に見つめられるだけで私の胸は高まるし、まるで貫かれたように動けなくなる。…………これは私限定なのだろうか。苦しそうに息を吐き出したミホークさんが私の身体に覆い被さっ…
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第37話 酒豪の酔客
朝早くに聞こえた海鳥たちのけたたましい声。あぁ、朝がやってきたんだと自然と目が開いてしまった。内心はまだ微睡んでいたくって、また眠りにつきたくて瞼を閉じる。……が、アオーン、アオーンと鳴く声は普段の棺船では感じられない声量で眠ってなんかいら…
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第36話 検証成果
「次、鷹の目」審査員、ベンさんの切り替えは素早い。終わったのなら次だ次! とシャンクスさんは後ろに引きずられて退場させられた。代わりに一歩前に踏み出したミホークさんが私の目の前に立った。いつもよりも少し離れた距離にいるせいか、なんだか寂しく…
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第35話 検証という名の実験
何やら深く考え込んだベンさんが次に顔を上げたとき、彼は「よし、じゃあ……やってみるか!」と声高々に言った。一体何を……? と詳しい話を聞く間もなく手を引かれて外に連れ出される。扉を開いた先、何故か人集りができていた。え……何事? ベンさんと…
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第34話 ベン・ベックマン
「おいおい、そんなに引っ付いてくれるな」「ごめん。でももうフラフラで……」シャンクスさんは本当に容赦がなかったから体は疲れ切っていたし、加えて目まぐるしく展開が変わるから頭の方も限界に近かった。……疲れた。本当に、……疲れた。「……分かった…
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第33話 赤髪と鷹の目
夜が明けて天候が少し変わっていた。泣き腫らしたが落ち着くと共に寝落ちしてしまって、そのまま近くの階段に座り込んで少し眠った。その時は少し生ぬるいくらいの気温だったが、今は風が吹いて少し肌寒さを感じるくらいだった。目を覚ましたは、忘れないうち…
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第32話 書庫
案の定、ミホークさんの姿を見失った私は甲板の上で右往左往していた。書庫ってどこ!? 迷うことなく部屋を飛び出していったミホークさんは場所を知っているのだと思う。……いや、なんで貴方がそんなことまで知っているんですかね。と、思いながら眠りこけ…
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第31話 再来、赤髪海賊団
「ちゅわ~~ん!!!!」「っ、~~~~! ちょっ!?」顔を合わせるなり、赤い髪の男が抱き付くために勢いよく飛びついてきた。「お久しぶりですね」の挨拶が喉まで出かかっていた状態で、軽いお辞儀までしていたので咄嗟に動けずにその場に尻餅を着きそう…
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第30話 大将青雉
夜は宿に泊まって、朝になった。昨日のことがあって、私とミホークさんはあれからまともな会話をしていない。だってあれはミホークさんが悪い。:棺船に乗って間もなくのこと、次の目的地について話を振られた。どうやらミホークさんは次に向かう場所の目途が…
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第29話 一人だと不安なことでも、
部屋に戻って来て開口一番。私を横抱きにしたまま、室内を見渡したミホークさんが言った。「荷物は?」「え? ……あぁ。船に運ぶようにお願いしています。もう積み込まれているかと」「そうか」「…………?」「いや、その気をもっと別のところに回すべきだ…
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